海外住宅の床材は傷が気にならない?

ヨーロッパに住んでいたことがあります。その経験から、日本で新築住宅のマイホームを持って気がついたことはと言えば、海外の住宅に住む人って「床の傷」を気にしないのですよね。いや、海外の住宅に住んでいる人という括りはおかしいかも知れませんが、私にしても「そういえば、海外にいた頃はフローリングに傷がついたどーのこーので大騒ぎはしていないなー」と、気がつきました。

床の材質が違うと言えばそれまででしょうか。日本の住宅の床材はフローリングが中心で、薄い板を仕上げ材として張っているじゃないですか。しかし海外の住宅はわりと厚めの床材を仕上げ材として張っていたと思います。ですから傷がついても「とくに気にしない」という感じなのかも知れませんね。

しかしソファーの下だとか結構ガッツリと傷が入っていたのですが、床材に使用する材質が違うせいか「その傷も味わい」という印象になっているのですよね。私にしてもフローリングの傷に心を痛めているぐらいなら、床材を少しいいものを入れて「床の傷も味」として受け止める方向もあるなぁと思います。